2021年入社

澤田 瑞帆

ビデオエンジニア

2021年
入社 技術部所属
テレビ朝日報道局で勤務
ニュース現場でビデオエンジニアとして音声や照明を担当

Q1.フレックスを志望した理由は?

学生の頃は映像芸術という報道とはまた違った映像の勉強をしていましたが、その中で映像が持つ「伝える力」に魅力を感じるようになりました。そして、映像の力が一番発揮されるのは現実に起きたことを伝える報道だと思い、報道カメラマンを目指すことを決めました。
就活中は様々な技術会社を受けましたが、フレックスは報道に特化した会社であり、自分がやりたいことができると感じ、フレックスを志望しました。

Q2.職場はどんな雰囲気?

テレビ業界の技術の仕事は、体育会系だとよく言われますが、文化部育ちの私も元気に働いています!もちろん、報道の仕事である以上、緊張感は必要ですし、ONとOFFの切り替えはしっかりしますが、仕事のあとにはクルーで振り返りをしたり、出張先ではみんなで飲んだりと、共に仕事をする時間が長い分、チームとしての繋がりは強いです。
また、先輩は向上心が高く、自分の仕事に誇りを持って取り組んでいる人たちばかりなので、自分も頑張ろうと気が引き締まる良い環境です。

Q3.仕事をしていて一番嬉しかったことは?

東日本大震災以降、被災地の各地を毎年定点撮影して公開する、テレビ朝日のニュース企画サイト「REC from 311」というプロジェクトの撮影に入社1年目に参加しました。私はそれまで被災地に行ったことがなかったので、実際に更地になった土地を見てショックを受けてしまい、「報道を志す人間がこんなに落ち込んで、今後やっていけるのか」と不甲斐ない気持ちになったことを覚えています。
しかし、その後撮影した映像がYouTubeで配信され、復興が目に見えてわかる定点撮影に勇気を貰った人のコメントを見かけました。報道の仕事は絶対に必要なんだと改めて感じ、頑張ろうと思えました。嬉しいとはまた少し違いますが、自分の中で大きな出来事です。

Q4.仕事をしていて一番大変だったことは?

朝から出勤していたその日の夕方、立てこもり事件が発生し、現場に直行して、そのまま夜通し立てこもり現場を撮影するという仕事がありました。いつ事態が動くか分からないまま、真っ暗な山道で集中力を途切れさせず取材をするというのはかなり辛かったです。しかし、カメラマンも記者も誰一人諦めず、結果として他社は撮れなかった映像を放送することが出来ました。やりきる力が必要なのだと実感し、自分はまだまだだと反省しました。
この仕事に限らず、体力的に大変なのはもちろん、事件事故や災害の取材をすると精神的に辛いことも多いです。しかし、そこで踏ん張って取材をするのが私たちの役割であり、達成した時の喜びも大きいです。

Q5.仕事で大事にしていることは?

常に責任感を持って、自分がやらなければいけないことを考えて、仕事をするように心がけています。
取材現場で実際に取材できるのは現場にいるクルーだけです。例えば、音を収録しなければいけない場面で音声マンの私がミスをしても他の誰も音を収録してはくれません。現場にいる私たちが映像を届けなければ、その先に繋がりません。自分にしか出来ないことがあるという意識は常に持ちながら仕事をしています。上手くいかず反省し落ち込む事も多々ありますが、次に活かして日々頑張っています。

Q6.仕事で「やりがい」を感じるのはどんな時?

現場に行って自分が伝えたいと思ったことをやりきれた時、大きな達成感があります。私たち技術部は基本的に毎日違う現場で違う内容の仕事をするのですが、その度に「今日はこういう音を撮りたい」「こんな照明をやってみよう」と目標が生まれます。やりきって無事オンエアされると、次も頑張ろうと感じます。
最近ですと、中学生の映画製作に密着する仕事がありました。密着取材は段取りが決まっている訳では無いので臨機応変に対応する力がより必要になり難しいのですが、その取材で中学生達の心情の動きを音声でしっかり撮れた時、ビデオエンジニアとしての仕事が達成できた満足感がありました。

Q7.フレックスの良いところは?

一人一人に合った仕事の仕方ができるところです。
技術部にはカメラマンとビデオエンジニアがいますが、皆が同じ仕事をしている訳ではありません。得意なことを伸ばしつつ、 それぞれの持ち味を活かして働いています。また、違う内容の仕事がしたいとなれば部署を移動して新たなチャレンジもできます。なので、自分の中で「こうなりたい」というビジョンを持ちやすいです。
報道の仕事がしたいという気持ちがあればどこかに活躍できる場所があるのがフレックスの特徴だと思います。

Q8.求職者へのメッセージ

報道の仕事は、毎日学ぶことの連続で刺激的です。また、自分自身が現場で見たこと感じたことがオンエアに直結する、責任のある仕事でもあります。だからこそやりがいがあり、自分の成長を日々実感できます。
私は報道の勉強をしてきたわけではなく社会情勢にも疎かったですが、映像が好きで「自分も映像で伝える側の人間になりたい」という気持ちで入社しました。自分の中で明確にやりたいことがあれば、知識経験は関係なく絶対に活躍できると思います。ぜひ一緒に現場で仕事をしましょう!

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