2011年入社

廣瀨 拓也

撮影(カメラ)

2011年
入社 技術部配属
テレビ朝日報道局で勤務
ニュース現場でビデオエンジニアとして音声や照明を担当
2018年
カメラマンとしてニュース現場の撮影を担当
ヘリコプター撮影を担当

Q1.フレックスを志望した理由は?

子どもの頃に街で偶然出くわした報道カメラマンに憧れを抱き、それからずっと報道の道に進みたいと思っていました。
学生時代には映像とマスコミを専攻し、いろいろな会社の説明会に参加しましたが、報道に特化し、日本の政治や経済の中心である東京でニュースの最前線で活躍できるのはフレックスの強みだと思い、志望しました。

Q2.職場はどんな雰囲気?

技術部は、テレビ朝日ニュースセンター映像取材部での仕事がメインになります。ここではフレックス以外のカメラマン、ビデオエンジニア、取材現場まで連れて行ってくださる車両ドライバーなど様々な人が所属しています。待機時間は新しい機材の勉強をしていますが、事が起きると全員スイッチが入り、チームプレーで取材にあたっています。

Q3.仕事をしていて一番嬉しかったことは?

技術部は国会や官邸での撮影にも携わっています。時には総理大臣の外遊に日本のカメラクルーの代表として同行することもあります。総理大臣が使用する政府専用機に同乗し、アメリカのホワイトハウスでの日米首脳会談の撮影を担当しました。日本の総理大臣とアメリカ大統領が対面している空間で、取材時間は数分間しか許されていませんでしたが、今まで経験したことないほどの緊張感と、達成感を同時に味わうことができました。

Q4.仕事をしていて一番大変だったことは?

アフリカに取材で出張に行った時に、飛行機に預けていた機材が空港に届かなかったことです。当時若手だった私は当然現地の言葉をしゃべることはできないので、空港職員に身振り手振り説明した記憶があります。
不安と焦りの中、機内に持ち込んだ最低限の機材でスケジュール調整し、できる範囲で撮影に入りました。結果的に24時間遅れで機材も空港に到着し、無事撮影をはじめることができたのですが、あの時の経験があったからこそ精神的にも強くなれたのだと思います。

Q5.仕事で大事にしていることは?

取材現場に急いで向かったり、ニュース番組の放送時間に迫っていたり、時間に追われることが多々あります。そんな時でも一度客観的に自分を見てみて、今何をしなければいけないのか、冷静に判断するように心がけています。時には災害の現場に入ることもあります。そんな時、報道に何が求められているのか、何ができるのか考えるようにしています。

Q6.仕事で「やりがい」を感じるのはどんな時?

自分が撮影した映像が放送された瞬間です。時には一日中撮影できる瞬間を待って、ようやく撮影できたとしても、放送では数秒しか使われないということもあります。
技術部は取材相手と私たちが画面上だけでなく、現場で直接交わる部署です。時には厳しい意見をぶつけられることもありますが、放送を見た人から「伝えてくれてありがとう」と言っていただいたときには、この仕事をやっていてよかったなと思います。

Q7.フレックスの良いところは?

報道取材におけるディレクター、撮影、編集、アーカイブのプロフェッショナルが全て揃っているということだと思います。各部署には、あらゆる年齢層の部員がいるので、誰にでも相談できる環境で、さらに部署を越えて、映像表現について考え、話し合うことができるのはフレックスの強みだと思います。

Q8.求職者へのメッセージ

私も学生時代は「マスコミ業界って難しそう」というイメージがありました。縁あって、フレックスに入社し、いろいろな現場に行かせてもらいましたが、大学で専攻していた映像が全く通用しないことがあったり、趣味の知識が取材で活かされたり、本当にやってみないとわからないことだらけでした。今では様々なメディアが登場していますが、フレックスにしかできないこと、まだまだ可能性があると思います。そんな現場で歴史的瞬間を一緒に記録できる日が来ることを楽しみにしています。

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